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2014年8月9日土曜日

「世界標準」って何?DVDで議論を(サーブ)~その⑥


発売される「世界標準」なるDVDはどうなのか?その6です。

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どんなことにも、
「inside and outside」「two‐faced」などといった表裏の関係、
さらにはどんなことにも、因果関係やリンクが存在します。
バレーボールだってまさにネットを挟み、
相手と自分たちのそういった状態にあるわけで、
どちらか一方だけからの視点では解決しないことが
ほとんどなんだろうと思います。 
このPR動画では、サーブの意図について触れられているようです。
これだけを見ても、身の回りで言われている、
サーブの考え方が、いかに部分的なものであるかを、伝えたいのだと思います。



サーブでは、相手の弱点を狙うということはよく思いつきます。
でも「弱点」を狙って、どうしたいのか?となると、
またいろんな考えが出てきそうです。
サービスエースを獲りたいのか、
セッターのセットを妨害したいのか、
相手の特定の攻撃を封じたいのか・・・。
そういった部分まで考えてゲームを行うことって、
ひょっとしたらあまりなかったのかもしれませんね。
さらに考えを巡らせていくと、
セッターを妨害するってどういう状況をつくればいいのか、
相手の攻撃を封じるためにはどういう状況を生み出せばいいのか、
さらにセッターや攻撃を妨害したら、
次に自分たちがやるべきこと、打つべき手は何か?・・・
そうやって考えていくと、
8秒の間に打たねばならないサーブというのも簡単ではないなと
思っちゃますね。だから練習はもっと練らなきゃいけないのだと思います。
ちょっとクローズドスキル的な話になっちゃいますが、
サーブ練習の性質ひとつを考えても、
対象物(人)を狙ってサーブを打つ、
対象物(人)に動きの負荷を与えるサーブを打つ、
対象物(人)がいないスペースを狙ってサーブを打つ、
というのは、ちょっと感覚的な違いがあって、
どれか一つできたからといって、すべてが狙えるというものでは
ないように思えます。
だから、サーブ練習もいろんな意味で大事ですね。

このDVDがどこまで触れられているかは、
このPR動画だけではすべては分かりませんが、
個人的には、サーブの練習方法のこれからの在り方や、
「サーブ&ブロック」戦術の必要性、さらには、サーブを考えることで、
自分たちのレセプションのシフトの在り方を見直す・・・
そういったことにも思考が及んだらいいなと思っています。
先ほど書いたように、「表と裏」の関係があるのですから。


(2014年)

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