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2018年5月14日月曜日

日本のビーチバレーすごいよ!(ワールドツアー2018)

ビーチバレーボールの日本勢が大活躍しています!

ビーチバレーボールワールドツアーで日本勢女子が表彰台独占 男子の高橋/石島組も優勝 (JVAホームページより)

 ビーチバレーボールは、現在ワールドツアーが行われており、日本からも選手が参戦しています。

 先ずはワールドツアーの概要ですが、ビーチバレーのワールドツアーはテニスに似ていて、トップを5スター、続いて4スター、3スター、2スター、1スター、といった感じになっています。
 4スターや5スターで一桁に入るとテニスでいうところの錦織選手のような感じといったところでしょうか?
 そこは、今の日本では村上・石井チームだけで、以前で言うと西堀・溝江チームが今の4スターに当たる大会で一桁順位を出しています。男子で言うと2回五輪に出場している朝日・白鳥チームが3スターで4位というのが過去最高順位みたいです。

2018年ワールドツアースケジュール
http://www.fivb.org/EN/BeachVolleyball/Calendar.asp

ワールドツアーのレギュレーション
http://www.fivb.org/EN/BeachVolleyball/Document/2018/2018_FIVB_BVB_Sports_Regulations_V1.9.16.04.2018.pdf




 そういった意味でいうと、今週、一番の成績を出したのはスイスの3スターで9位になった長谷川・二見チームなんだと思います!
 また、先週の溝江・橋本チームのプノンペン(カンボジア)2☆の銀メダル
 ルツェルン(スイス)で行われていた3☆の大会で、ワールドツアー参戦1年目で3☆の予選を突破した鈴木・村上チームの25位なども、素晴らしい活躍なんだと思います。

 今回の男子では、石島と高橋チームは第6シードからの優勝だったので凄いです!男子に関しては世界全体のレベルが上がってきているのと、女子に比べて強いチームが(特にヨーロッパに)多いので1スターとは言えレベルはかなり高いです!その中でワールドツアー参戦2年目の石島が優勝するのは快挙だと思います。



 このように、ビーチバレーで日本勢が力をつけてきた背景には、女子に関しては各チームに経験があるコーチがついていてチームとしてのビジョンやマネジメントがしっかりしていて、良い練習が出来ていることが大きいようです。そしてそのコーチたちがしっかり繋がっていて、各々のチームの現状報告や情報交換が出来ているのも要因として大きいようです。

 男子は何といっても石島と越川がビーチに来たことが大きいですね!ビーチでは新人ですが、とても意識が高い2人が来てくれたことで選手全体の意識が高くなってきているようです。

 今、長谷川・二見のコーチはイタリアやロシアのナショナルチームのコーチ経験もあるマルコというイタリア人コーチで、彼女たちの活動拠点もイタリアのローマです。溝江・橋本チームもこの冬にスポットでブラジル人コーチのレオンというコーチが付いていました。西村・越川も今はロサンゼルスを拠点としてマルシオというブラジル人コーチを付けています。

 テニスの様にカテゴリー分けされた世界大会が毎週開催されていて、そこに日本人選手たちが世界を転戦していること。そこで先ず下のカテゴリーですが結果を出し始めていてどんどん上のカテゴリーにステージを上げて頑張っている選手たちがいるという事、そして世界の国々と比べて日本には強いチームが数多く存在しているという事が、さらに活躍の背景になっているようです。

2018年ワールドツアースケジュール
http://www.fivb.org/EN/BeachVolleyball/Calendar.asp

ワールドツアーのレギュレーション
http://www.fivb.org/EN/BeachVolleyball/Document/2018/2018_FIVB_BVB_Sports_Regulations_V1.9.16.04.2018.pdf

 以前、話に聞いたところでは、ビーチバレーは、インドアの代表チームに比べて、選手個人でのマネジメントや手続き作業、費用面などの負担がとても大きいとか。そういう中、果敢に日本から世界に飛び出しチャレンジしている日本人選手、そしてビーチバレー界があるということを、日本バレー界全体の刺激にもしなければいけないと思います。
 みんなで、ビーチバレーボールへの応援もアツくしていきましょう!
 ※今回情報提供にご協力いただいた、Yoshihiro ATSUMI(@yoc0416)さん、ご協力どうもありがとうございました。

(2018年)